2016年8月10日

新日鉄住金・君津 第4コークス炉、A炉団で初装炭

新日鉄住金君津製鉄所は、改修工事(パドアップ)が完了した第4コークス炉(91門、コークスの年間生産能力約90万トン)のA炉団(46門、同40万トン規模)で9日に初装炭を行った。約1日後に初窯出しとなる。同B炉団に関しては2017年1月をめどに初装炭を行う予定。君津製鉄所は5基のコークス炉を設置し、第5コークス炉(92門、同約90万トン)のパドアップも計画している。コークス炉の改修工事を進めることで経年劣化に伴って低下していた生産能力の回復を図り、コークス自給率を高め、割高な外部コークス購入量を減らすことでコスト競争力をより一層高めていく。

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