新日鉄住金、経常益13％減1745億円 前回予想比445億円上振れ

　新日鉄住金が28日発表した2017年3月期連結経常利益は前期比13・1％減の1745億円だった。前回予想は1300億円で、原料銘柄構成やグループ会社が想定より好転したため445億円上振れした。純利益は10・0％減の1309億円で、前回予想の800億円を509億円上回り、期末配当を前回予想の一株25円から45円に上方修正した。現時点で合理的な算定ができないとして通期業績予想は見送った。