1
2021.3.2鉄スクラップ、国内相場の上昇続く 需給ひっ迫 先高観依然強く
日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は26日の定例会見で、高炉メーカーの収益が大幅に悪化している状況について「『製品安の原料高』の傾向が強まって採算が悪化し、台風など自然災害影響、資材・物流費上昇などの要因も重なっている」と説明。製品価格については「東南アジアの鋼材市況が2週間連続で上昇するなど底打ちの兆しもある」と述べ、原料に関しては「鉄鉱石は価格上昇を招いた伯鉱山トラブルが収まり、最大の消費国である中国の粗鋼生産がカギを握る。原料炭はシーズンを迎える豪州のハリケーンの影響が懸念される」との認識を示した。
H2 | 新断プレス |
41500円 (―) | 43300円 (―) |
384.29ドル (-0.75) | 400.96ドル (-0.78) |