2021年5月25日

建設鋼材市況 形鋼類、コラム、平・角鋼、関東で全面高の様相

建設用鋼材の市況が全面高の様相を呈している。関東地区の形鋼類やコラム、平・角鋼などの市況が上昇し、2009年以来約12年ぶりの水準に達している。原料高などを起因とするメーカー値上げを受け、流通各社はさらなる仕入れコスト上昇が必至の状況にあり、価格転嫁のピッチを速めている。流通段階の価格転嫁は中小案件の需要不足によって遅れているが、各メーカーの売り腰は強く、市況は上値を追う展開が続きそうだ。








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