2021年6月23日

小棒懇会見 市場構造の転換点に 遠藤会長、商慣習見直し対応を

全国小棒懇談会は22日、オンラインで定例の記者会見を開催し、遠藤悟会長(日本製鉄執行役員厚板・建材事業部長)は、「世界的に堅調な鋼材実需を背景に、鉄鉱石や石炭をはじめ鉄スクラップの価格も高水準で推移している。鉄スクラップは近隣諸国の旺盛な需要に、脱炭素に向けた動きが加わることは必至で、市場そのものが構造的な転換点を迎えている。この変化を認識し、独占禁止法順守の観点から取り組んできた小形棒鋼の商慣習見直しについて、定着状況を改めて点検し、必要な対応を講じてほしい」とコメントした。







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