2022年8月25日

ときわ会 7月末H形鋼在庫2カ月ぶり減 「適正より低い」 大型主体に建設需要増

日本製鉄によると形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」のH形鋼の7月末在庫量は前月比1・1%減の18万6300トンとなった。2カ月ぶりに減少した。稼働日数は減ったものの、日当たり出庫は増え、在庫減につながった。換算鉄骨量は6月単月は伸び、1―6月累計は前年同期より3万トン増加。本年度下期からの大型案件の着工本格化へ向け、大規模S造案件は堅調で中規模S造も順調に推移、小規模S造も底堅い。月次出庫は5・2%下げ、入庫も減少した。在庫減に対し、在庫率は上昇したが「在庫レベルは適正より低い」(厚板・建材営業部)と分析。大型案件主体に建設需要は伸展、供給が緩和される見込みはないため、タイト化が進むとみている。





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