2023年4月12日

名古屋特殊鋼 金属3D造形事業参入 国内初の新型プリンター

特殊鋼販売・金型製造大手の名古屋特殊鋼(本社=愛知県犬山市、鷲野敦司社長)は、金属3D造形事業に参入する。丸紅情報システムズ(東京都新宿区、渡辺亮一社長)とニーズ捕捉などで広範に協業しながら、このほど同社が国内初導入した新型の中量産向け金属3Dプリンターを活用し、まずEV、電池関連の部品や消耗金型製造を視野に商業生産化を進める。今後10年をめどに当該事業の売り上げを全社の10%まで引き上げることを目指す。総投資額は付帯込みで約1億5000万円。