2023年4月18日

東京製鉄、鋼材販価据え置き 店売り5契全品種 内外の需給環境見極め

東京製鉄は17日、2023年5月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは23年2月契約分以来3カ月ぶり。会見した小松﨑裕司・取締役常務執行役員営業本部長は、「4月契約分で実施した製品値上げ分(条鋼類の販価をトン3000円引き上げ)の市場浸透状況と国内外の需給環境を見極める。輸入鋼材については韓国メーカーや台湾メーカーが唱え価格を上げてきているが、中国メーカーの動向を含めた今後の展開を注視することもあり、全品種で販価を据え置く」と述べた。





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