2022年2月25日

異形棒鋼市況10万円 関東地区、13年ぶり高値

関東地区の異形棒鋼市況が今週に2000円ほど上がり、トン10万円(ベースサイズ・直送)に達した。10万円台は2008年11月以来、13年3カ月ぶり。昨年秋から低調な需要を背景に停滞していたが、電炉メーカーの値上げを受けて先週に約3000円高と反発していた。鉄スクラップ価格が2月に大幅に上がったことで昨年来赤字基調のメーカーが値上げに本腰を入れ、流通が急ぎ販売価格を引き上げている。ゼネコンも先高とみて一部購入に動き出し、他の鋼材に比べて遅れていた異形棒鋼の値上がりが進みそうだ。













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