サンエツ金属 黄銅棒線など加工賃上げ

サンエツ金属（本社＝富山県砺波市、釣谷宏行社長）は4月1日受注分から主力の黄銅棒線などの加工賃（ロールマージン）を改定する。同月から電力料金が大幅に上昇するためで、黄銅棒・管と銅合金棒・管を一律でトン当たり1万円引き上げ。黄銅線・銅合金線も一律トン2万円、黄銅加工品でも数％から十数％値上げする。前回の見直しから1年以内での改定で、同社幹部は「ここまで一斉かつ短期間での対応は初めてだ」と話す。