鉄スクラップ、国内市況の下落続く 昨年最安値水準に

　国内鉄スクラップ市況が続落している。東京製鉄が7日入荷分から、全工場で1000円購入価格を引き下げるなど、電炉メーカー各社が値下げを実施。輸出市況の下落などを背景に5月下旬以降は国内市況も下落傾向が加速し、関東、関西地区の炉前価格は昨年の最安値だった11月並みの低い水準となった。