2011年9月28日

関東流通筋、熱延酸洗 唱え3000円引上げ

 関東地区の大手流通は、熱延鋼板、酸洗鋼板のスポット・小口対応の唱え価格をトン当たり3000円引き上げた。先週、東京製鉄が鋼板類の10月販売価格をトン当たり3000円値上げしたことを受け、これに商社やコイルセンターが追随した。

 高炉メーカーも10―12月の販売価格については、前期までの積み残し分の値上げを浸透させたい考えで、流通業者に対し個別に要請を進めている。薄板市況は熱延品種を中心に、底入れ感が出ている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more