造船・海洋構造物用鋼材消費、堅調 ４４６万トン

日本造船工業会によると、会員20社の2010年度の造船・海洋構造物用鋼材消費（購入）量は446万4335トンで前年度比0・1％減となる見込みだ。09年度の446万8268トンで同3・4％減に続き、2年連続減少ながらほぼ横ばいの予測。年度当初の鉄鋼メーカーの減少予測を上回って推移している。国内造船各社は向こう約3年分の手持ち工事量に支えられて、堅調な建造ペースを維持している。