2013年10月10日

造船・海洋鋼材消費、300万トン際まで下振れ

 2013年度の造船・海洋構造物用鋼材消費(購入)量は301万5503トン(前年度比42万9957トン、12・5%減)となる見通しで、年度初めに予想していた302万9000トンから約1万3500トン、0・5%下振れする見込みだ。日本造船工業会がこのほどまとめた造船関係資料によると、造船・海洋構造物の鋼材消費量は、8年ぶりの400万トン割れとなった12年度に続き、13年度は300万トン際まで落ち込むことになる。特に主力となる厚中板は263万3777トンの見通しで、04年以来9年ぶりに300万トンを下回る。

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