2009年2月13日

印・タタ製鉄、ベトナム高炉2012年建設

 印鉄鋼大手のタタ製鉄はベトナムで計画していた製鉄所を2012年に建設する。A・M・ミシュラ副社長が11日、明らかにした。10年末の完成予定から遅れていたが、市場の早期回復と将来の拡大予想から判断した。年間粗鋼生産能力は450万トン。

 印国内では既存製鉄所の拡張とオリッサ州の新製鉄所建設を決めており、12年にグループの年間粗鋼を4000万トンに増やす。金融危機の影響で延期している印国内の2製鉄所の建設を含め、「15年に5000万トン」(ミシュラ副社長)と新日本製鉄を抜き世界2位の規模を視野に入れている。







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