2010年7月15日

新三興鋼管、継手無炭素鋼管を開発

新製品・新技術 三井物産グループの溶接鋼管メーカー、新三興鋼管(本社=千葉県市原市)は、配管用炭素鋼鋼管(SGP)のソケットレスパイプ(継手無鋼管)をこのほど開発した。

 鋼管継手であるソケットは高価で、取り付け作業に時間を要する。ソケットレスパイプ(特許申請中)は鋼管管端を拡管し、ねじ切り加工を行うことで継手が不要になり、コストダウンを実現する。工場内に試験機を導入。通常、管端を拡管した場合、肉厚が薄くなるが、肉厚を変えない独自の拡管方式を開発しており、強度を確保する。黒皮品、めっき品ともに対応し、外径サイズは15A―150A。スプリンクラー用配管など50A以下の小径サイズで需要を見込む。









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