新関西製鉄、平・角鋼１契3000円引き上げ

　新関西製鉄は26日、来年1月契約の店売り向けの平鋼と角鋼を、トン当たり3000円引き上げると発表した。11月契約以降3カ月連続で、3カ月の値上げ幅はトータル9000円となる。主原料の鉄スクラップ価格が高止まりし、収益面では厳しい状況が続いていることから、製品の陥没価格を是正するのが狙い。2月契約以降の価格は、原材料やエネルギー代の動向などを見極め、さらなる価格改善も視野に入れ決定する方針。ひも付き需要家向けについては、引き続き改定を要請していく。