希土類価格、実需低迷し下落 中国備蓄で一部は反発

　希土類（レアアース）の国際スポット価格が変動している。実需は引き続き低調で、前月比5―25％程度値下がりする鉱種が目立つ。一方で酸化ネオジムや酸化テルビウムなど一部鉱種では中国政府による国家備蓄などの影響による反発も見られる。中国政府は生産者の統廃合や違法生産の取り締まりによる生産管理の強化を進めている。