2017年2月10日

東海地区、酸洗鋼板市況ジリ高

 東海地区の酸洗鋼板の流通在庫が大幅に減少してきている。地区コイルセンターの昨年12月末の在庫率は0・82カ月と1カ月を切っており、直近も0・7カ月前後とさらに品薄感が強まっている。自動車生産が堅調な上、自動車の重要部品が国内向けだけでなく、中国向けが好調なことによるもの。こうした在庫環境を受け、地区の扱い業者は同品種については他の薄板品種よりも売り腰を強めており、同品種の定尺市況はジリ高展開が続く方向だ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more