2017年6月29日

ワコースチール、厚板専業体制を構築 薄板加工から撤退

 新日鉄住金グループの厚板加工企業、ワコースチール(本社=千葉県成田市、清水健五社長)は構造改革として厚板専業の加工体制を構築した。薄板事業から撤退、レベラー、シャーなど関連設備を撤去し、空いた約2600平方メートル分を厚板加工スペースに活用するレイアウト刷新が5月に完了。開先、穴開け、溶断を専門工場化、本格化する鋼製セグメントの加工をにらみ、母材保管スペースの確保など高効率体制が整った。本年10月には新たに6キロワットファイバーレーザーを導入し、生産性を高める。







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