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2024.11.29
2024年11月28日
【ハノイ=阿部拓也】磨棒鋼製造大手、秋山精鋼のベトナム現地子会社で住友商事も出資するAKIYAMA―SCベトナム(土屋隆幸社長、以下AS5)は、特殊鋼線材二次加工生産の体制高度化と能力増強を図る。今月初導入した熱処理炉(光輝焼鈍炉)の試験稼働を開始し、モーターの軸向け新規需要などに対応。来年10月には研磨機1基をリプレースし生産性の向上を図る。投資額は熱処理炉が工場部分改装も含め約1億円。研磨機が約5000万円。さらに2026年下期に線材生産能力を2・5倍に引き上げるため、約1億5000万円を投下し連続伸線機を新設する構想も進める。
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