住友金属鉱山、100億円以上コスト削減

　住友金属鉱山は２００９年度に総額１００億円以上のコスト削減をめざす。実体経済の悪化による減販や金属価格の下落、急速な円高などで09年３月期は大幅な減益を予想。09年度も厳しい事業環境が続くことから、コスト低減や操業の効率化、不採算事業・製品を抜本的に改善することを基本方針に定めた。

　主力の資源・金属部門は各プロジェクトごとの採算確保を徹底するほか、戦略プロジェクト以外の投資・探鉱費はゼロベースで再検討する。電子・機能性材料は環境対応やコスト競争力に重点を置く。