ミックスメタル輸出、中国向け好調維持

　銅、黄銅、アルミスクラップなどが混在するミックスメタル（ゾルバ）の中国向け輸出が好調を維持している。一般のアルミスクラップ輸出は、相場高騰や中国沿岸での滞船発生が影響し４月末以降停止しているものの、「ミックスメタルは依然価格競争力があるため引き合いも強い」（扱い筋）とみられる。

　また、中国向けの玉よりも品位が低いものについては、春ごろからインド向け出荷が活発化するなど、アジア地域のミックスメタル需要は拡大推移する。