米国、輸入比率の高さ警戒

　米国鉄鋼協会（ＡＩＳＩ）は6日、米商務省の輸入監視データで、9月の輸入申請量が200万7000ネットトンと、8月実績比7％減だったと発表した。鋼材最終製品では152万3000Ｎトンと9％の減少。最終製品のシェアは9月で20％、1―9月で21％とみている。ＡＩＳＩでは国内の操業率が71％にとどまるなかで、輸入比率が高いとして警戒している。