2011年4月27日

関西流通、価格転嫁に注力 コラム 10.3万―10.5万円へ

 関西地区のコラム扱い流通は4月帳端明け以降、10万3000―10万5000円(トン当たり、ベースサイズ)どころを唱え、メーカー値上げ分の価格転嫁に取り組んでいる。

 メーカー各社が母材価格上昇を要因に、計2万円の値上げを表明。4月に入り、その第1弾として5000―1万円の値上げを実施した。これを受け、扱い流通は販売価格の引き上げに力を尽くしているが、客先の抵抗も強く、値上げは緩やかな推移にとどまっている。