日鉄住金建材 SBウォール工法コンクリートに製鋼スラグ活用

　日鉄住金建材はＳＢウォール工法のコンクリート材に、黒ボク土などセメントと混合しにくい土砂と、製鋼スラグを混合する技術を開発した。新日鉄住金の協力を得て技術を確立。コンクリート強度を確保した。この技術を利用したＳＢウォールが全国で初めて、熊本県阿蘇地区の7カ所で採用が決定。今後、順次納入していく。使用する製鋼スラグは約6万トンで、全量を新日鉄住金大分製鉄所から供給を受ける予定。