2017年4月4日

ダイドー電子、磁石製造販売今期10%増2500トンへ

 ダイドー電子(本社=岐阜県中津川市、稲垣佳夫社長、略=DEC)は今年1月、同じ磁石製造・販売会社のインターメタリックスジャパン(略=IMJ)を吸収合併したが、今期(2018年3月期)は合併効果を発揮し、磁石の製造・販売量を年間2500トンと前期の実績比10%増を予定している。第二工場で製造しているPLP磁石(ネオジム焼結磁石)は開発途中の製品の実用化を進めるとともに、自動車メーカーや部品メーカーからの認証を順次取得し、製造量を伸ばしていく。一方、重希土類完全フリー磁石(熱間加工磁石)は昨年、ホンダのハイブリッド車用のモーターに採用されたが、今後、他車種や他の自動車メーカーへの採用拡大を図る。







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