2018年3月26日

小棒懇・飯島会長、全国各地区で引合堅調 需要規模・物の動き「見極め重要」

 全国小棒懇談会は23日、都内の鉄鋼会館で定例の記者会見を開き、飯島敦会長(新日鉄住金常務執行役員厚板事業部長兼建材事業部長)は「小形棒鋼は需給バランスが取れており、全国各地区で引き合いは堅調になっている。運転手の高齢化を含めて建設資機材すべてが輸送ネックになりつつあり、需要規模、物の動きをしっかり見極めることが重要になる」と述べた。また、飯島会長は「道路や建物などの社会資本形成は国民の安心・安全な生活、また産業の成長の礎になる。ものづくりを含めた技術を磨き、社会資本形成に貢献していく取り組みが求められる」との見解を示した。

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