アロイ、取引先招き「感謝の集い」 創立70周年「100年企業目指す」

ステンレス流通・加工の大手、アロイ（本社＝東京都港区、西田光作社長）は、2019年6月で創立70周年を迎え、3日夕、東京都千代田区の帝国ホテルで「感謝の集い」を開催した。これにはメーカー、商社、加工業者をはじめとする取引先約330人が出席し、同社の節目を祝った。

あいさつに立った西田社長は「フェロアロイ卸問屋として戦後、父が創業し、このあと製鋼用圧延ロールやステンレス鋼板など合金鉄以外の商品を扱い、またステンレスの切断加工拠点を設置し、さらにはステンレス溶接構造材の加工まで手掛けるに至った。バブルがはじけて大変な思いもしたが、厳しい時にもお客様、皆様に温かくご支援していただき、また社員もついてきてくれたことで今日まで来ることができた。御礼を申し上げたい。その気持ちを込め、感謝の集いとした。当社は100年企業を目指してキックオフした。課題を一つ一つ乗り越えて、真正面から環境変化に対応することが経営であり、企業を永続させることを肝に銘じている。規模を追うのではなく、身の丈に合った企業を目指し、これからも頑張っていきたい」と謝意を述べた。