関東鉄スクラップ輸出入札、2万3574円に値下がり

関東鉄源協同組合（理事長＝山下雄平・ヤマシタ社長）は9日、7月契約分（8月積み）の鉄スクラップ輸出入札を実施し、平均落札価格（Ｈ2）は、前回比2786円値下がりし、ＦＡＳトン当たり2万3574円となった。数量は合計2万2000トン。関東相場をトン1500円上回ったことで相場の下支えになるとみられるが、「市中は上げ材料に欠ける」（大手ディーラー）として、相場は大きな変動を見せずに横ばいで推移するのではないかとの声が多く聞かれる。