産機輸出契約高 3期ぶり減少 4―9月7388億円

　日本産業機械工業会がまとめた2023年度上半期（4―9月）の産業機械輸出契約状況によると、輸出契約高（主要企業約70社）は7388億円（前年同期比11％減）と減少した。半期ベースでは3期ぶり減。プラント案件は489億円(同98・1％増)だった。金属加工機械同142・2％増、ボイラー・原動機の同19・2％増などと伸びたものの、化学機械同48・8％減、運搬機械の同45・5％減などと減少、輸出契約を押し下げた。ロシア・東欧を除く7地域が減退し、マイナスにつながった。