2024年3月1日

北野・鉄連会長 全国粗鋼、前年度並み予想 厳しい環境前提

 日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は29日の定例会見で2024年度の全国粗鋼生産量について「23年度と同レベルと考えている。23年度は8700万トン程度と22年度に続き前年割れとなる可能性が高い」と見通し、「米中対立や欧米の金融引き締め、ロシアのウクライナ侵攻の長期化、中東情勢の緊迫化、中国の経済低迷と鋼材輸出の高止まり、国内は人手不足による影響などリスクと懸念要因は多く、厳しい事業環境の前提で経営を考えなければならない」と慎重な見方を示した。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more