2023年6月1日

北野・鉄連会長 脱炭素に貢献 グリーン鋼材 早期供給

 日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は30日の定例会見で高炉各社が販売するグリーン鋼材の意義について「カーボンニュートラルの実現に向けて大事なことは2点あり一つは脱炭素プロセスの開発、2つめはグリーン鋼材を早期に世の中に供給していくこと。グリーン鋼材はマスバランス法を採用し、鉄鋼メーカー自らの努力で実現したCO2排出の削減代を第三者認証を受けて任意の鉄鋼製品として供給し、顧客のCO2削減に貢献する。グリーン鋼材の供給はGXの過渡期において極めて重要な取り組みと考えている」と強調した。

スポンサーリンク