2024年3月26日

棒線二次加工 加工賃上げ 不退転の春 適正マージン確保

 磨棒鋼や冷間圧造用(CH)鋼線など棒鋼線材の二次加工業界では、加工賃改定の動きが加速している。二次加工メーカー各社は今年春からの材料の値上がりに加え、物流費や人件費など各コストの上昇を受けて加工賃の改定を相次ぎ発表。需要は主要の自動車をはじめ建機・産機などで厳しい状況が続くが、自社では増えるコストを吸収できず、適正マージンの確保に本腰を入れている。

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