大同特殊鋼、高周波鋼業を完全子会社化 神鋼から株式譲受 生産量・ロットを拡大 鋳鉄事業は神鋼で継続

神戸製鋼所と大同特殊鋼は12日、神戸製鋼所が日本高周波鋼業を株式交換（簡易株式交換）で完全子会社化し、神戸製鋼が高周波鋼業の株式を大同特殊鋼に譲渡する契約を締結したと発表した。高周波鋼業が子会社の高周波鋳造などで行う鋳鉄事業は、その関連保有資産を神戸製鋼に現物配当する。神戸製鋼と高周波鋼業間の株式交換は6月24日開催予定の高周波鋼業の定期株主総会の議決を経て2026年2月2日に行われ、同日に神戸製鋼から大同特殊鋼に株式が譲渡される。高周波鋼業は同1月29日に上場廃止となる予定。