普通鋼鋼材 輸入減、通商措置が効果

普通鋼鋼材の輸入量が減少している。国内需要が低調なためだが、日本政府による通商措置が影響している側面もあり、昨年夏にAD(アンチダンピング)調査に入ったステンレス冷延鋼板や亜鉛めっき鋼板は昨年後半から減少傾向が続き、AD調査が本年6月に開始された熱延・冷延鋼板類の輸入も減り始めている。中国の大量鋼材輸出による直接・間接の輸入圧力は衰えず、鋼材輸入量の水準と市場への浸透率は依然高位を保つが、安値の輸入材による国内市況への影響が徐々に薄れ、新たな価格形成に向かう動きが製販の間で強まっている。

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