田中貴金属工業（本社＝東京都千代田区、田苗明社長）は15日、来月16日開催する「第6回横浜国際女子マラソン」の協力社として、入賞者に進呈するメダルの製作を行うと発表した。金メダルには純金約150グラム、銀メダルには純銀約80グラム、銅メダルには純銅約70グラムを使用。4―8位のメダルは真鍮製になる。

　金メダルと銀メダルの大きさは、直径約60ミリメートルで厚さ約2・8ミリメートル。銅メダルは、直径60ミリメートルで厚さ約3・2ミリメートル。

　このメダルは女性ランナーがゴールする姿を、横浜の頭文字のＹで表現した大会ロゴのまわりに、磨き仕上げを施した月桂樹をデザイン。凹部をロゴと月桂樹が映える梨地仕上げにした。

　田中貴金属グループは、「ゆとりある社会の実現への貢献」を目標に掲げている。これまでもさまざまな市民マラソン大会や、日本障がい者スポーツ協会によるロンドン2012パラリンピック日本代表選手団、ソチ2014冬季パラリンピック日本代表選手団を応援する活動に協賛。

　今回の横浜国際女子マラソン大会も、前身である東京国際女子マラソン大会から協力。入賞者のメダルを制作し提供することで、大会を応援している。