2022年6月6日

奥谷金網製作所、二相鋼薄板使用の異物除去器を開発 食品・医薬向け

 奥谷金網製作所(本社=神戸市中央区、奥谷智彦社長)とNSステンレスは3日、日鉄ステンレスの独自の二相ステンレス鋼「NSSC2351」(23Cr―5Ni―1Mo―N)薄板を使用した、食品や医薬などの生産設備のストレーナー(異物除去機器)を共同開発したと発表した。同ステンレス鋼に奥谷金網製作所の穴開け加工、スーパーパンチング技術を施すことで、ストレーナーのろ過性能を向上させ、設備のライフサイクルコスト低減などに寄与するという。両社は今後、サニタリーメーカーなどの需要家にソリューション提案を進め、早期の受注を目指す。







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