2022年9月16日

7月 普通鋼鋼材受注9.6%減 建築・土木不振響く

日本鉄鋼連盟が16日に発表した用途別受注統計によると、7月の国内向けの普通鋼鋼材受注量は294万5000トンと前年同月比9・6%減り、11カ月連続減少した。中小案件がさえない建築用に加え、資材高で設計見直しが顕在化した土木用が大きく減少した。製造業用の不振も続いた。下期は建設の需要期を迎えるため、回復する見通し。自動車も徐々に回復が進むとみられ、受注量は8月以降、上向く可能性がある。

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