2023年3月10日

タイエスコープ 22年度経常益35%増予想

【タイ・バンコク=増岡武秀】神鋼商事のタイ現地法人タイエスコープは、2022年度の業績見込みベースの経常利益を前年度比35%増の1億7000万バーツ(約6億7000万円)と予想する。コロナ禍で延期されていた設備投資の再開や、鉄鋼製品などの市況上昇が追い風となった。23年度は連結ベースの売上高を前期比で約3割増の38億バーツと見込む。コロナ禍からのタイ経済の復調を想定し、鉄鋼、アルミ、銅の素材需要が堅調に推移すると予想。一方で販売管理費の増加などにより、経常利益はほぼ横ばいとみる。





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