神鋼 22年度生産過程のＣＯ2排出量 20％減 13年度比

　神戸製鋼所がまとめた報告によると、2022年度のグループの生産プロセスの二酸化炭素（ＣＯ2）排出量は1450万トンと13年度比20％減った。本体とコベルコ建機の主要事業所で生産量減少に伴い減少した。30年に向けて30―40％減の目標へ、高炉のホット・ブリケット・アイアン（ＨＢＩ）活用、ＡＩ操炉技術などで対策を深掘りする。50年のカーボンニュートラルに向けては高炉の対策に加え、大型電炉で高級鋼製造も含めて検討する。