ＵＡＣＪ リサイクル関連注力

　ＵＡＣＪの田中信二社長は、28日に開催したＩＲデーで2027年度までの4カ年の中期経営計画中にリサイクル関連事業へ注力する姿勢を示した。最終年度には、約85億円の収益改善効果を見込むほか、成長投資の4分の1程度を占める220億円をリサイクル分野に投じる。田中社長は環境負荷低減の観点でアルミ素材の活躍の場はまだあるとの認識を示し、「素材と加工を組み合わせたビジネスを拡大していく」と語った。