5月末 普通鋼鋼材在庫536万トン

日本鉄鋼連盟が28日に発表した普通鋼鋼材需給速報によると、5月末の国内向け鋼材在庫は536万4000トンと前月比0・1％減り、2カ月連続減少した。資材高・人手不足による建設の不振が続き、自動車の減産が長期化する中、高炉・電炉メーカーが需要に合わせて生産を調整している。国内向けの鋼材出荷が減り、国内向けの在庫率は179・1％と3・9ポイント上昇した。