銅電線 9月出荷2.7％増 主力低調も電力けん引

日本電線工業会が18日発表した国内銅電線メーカー約120社の銅電線出荷統計によれば、9月の出荷量は速報値で前年同月比2・7％増の5万4200トン（銅量）と4カ月ぶりに増加に転じた。7部門のうち、電力やその他内需、輸出など4部門が全体を底上げした。主力の建設・電販や電気機械は軒並み低調だった。光製品の8月実績は1・2％減の229万2709キロメートルコア（光ファイバー長さ）で16カ月続けてマイナスとなった。