日本製鉄八幡・戸畑共同発電所 ＧＴＣＣへの更新計画 高効率火力4基新設へ

　日本製鉄は、九州製鉄所・八幡地区内にある戸畑共同発電所の将来的な置き換え電源として、火力発電設備で最も高効率なＧＴＣＣ(ガスタービン・コンバインドサイクル)発電設備への全面更新を計画している。ＬＮＧ（液化天然ガス）を燃料とする発電設備4基（各1基の発電能力は500メガワット、計2000メガワット）を新設する一方、現在稼働中の2―6号機までの既存設備（計約1000メガワット）を順次廃止することを検討していく。4月から法令に基づく環境影響評価の縦覧を開始した。