東海カーボン、独子会社売却 黒鉛電極 欧州から撤退

 東海カーボンは19日、黒鉛電極製造のドイツ子会社、TEG社の全株式をドイツ系の投資ファンドに売却すると発表した。欧州事業は昨年公表した3割の能力削減に続く対策を検討してきたが、回復に時間がかかるとみて撤退する。再構築前に日米欧で年産9万6000トンだった能力は日本の拠点集約、ドイツ撤退を経て5万2000トンに46%減らす。生産拠点を日本と脱炭素化の電炉投資が先行する米国に絞り込み、稼働率を高め、収益力を立て直し、高機能、大口径電極の需要拡大に備える。

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