銅建値3万円上げ66万円、鉛下げ19・5万 亜鉛上げ19・5万

　ＪＸ日鉱日石金属は2日、7月積み銅建値をトン3万円引き上げ66万円に改定したと発表した。指標となる海外相場の上昇を受け、5月29日改定以来となる約1カ月ぶりの高値を付けた。

　三菱マテリアルは2日、7月積み鉛建値をトン5000円引き下げ19万5000円に改定したと発表した。海外相場の下落を反映した。20万円割れは2011年10月末以来8カ月ぶり。

　三井金属は2日、7月積み亜鉛建値をトン5000円引き上げ、19万5000円に改定したと発表した。海外相場の上昇を反映した。現地29日のＬＭＥ現物セツルメントはトン1843ドル。欧州債務不安の後退を受け、後場は1861ドルに上昇し、前回建値改定時の指標を上回った。