2012年2月13日

普通鋼電炉12社、4―12月9社黒字

 普通鋼電炉メーカー上場12社(連結10社、単独2社)の2011年4―12月期決算が10日に出そろった。

 10―12月は東日本を中心に需要が堅調に推移し、また鉄スクラップ価格が10月以降で急落したことから、一時的にメタルスプレッドが改善し、電炉メーカー各社の4―12月期業績に寄与。その結果、経常ベースで上場12社のうち9社が黒字を確保し、この中で7社が増益となった。北越メタルは黒字に転換。販売数量が伸び悩むとともに在庫評価損を計上した東京製鉄、製品価格下落の影響を受けた中山製鋼所、販売量が計画に達しなかった朝日工業の3社が赤字となった。







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