2010年6月23日

方向性電磁鋼板、需要回復の兆し

 低迷していた方向性電磁鋼板(GO)需要に、動意が出てきた。欧米の設備投資が上向いてきたことで、配電(ディストリビュート)トランス向けの需要が増加、トランスメーカーなどによると足元では前年比10―20%の増加になっているという。

 電力インフラに直結する大型のパワートランスは低迷しているが、UAE、インド、ベトナムなどで電子力発電所計画が出ており、早ければ年内にも、需要は回復に向かうものとみられる。







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