2013年8月19日

神戸製鋼、中計施策を加速 収益力アップ 財務体質改善

 神戸製鋼所は、中期経営計画でテーマに掲げた収益力強化と財務体質の改善が着実に進んでいる。初年度にあたる2013年度は、連結経常利益が当初計画の450億円から600億円に上振れする見通し。資産売却などで3年間1200億円を計画するキャッシュフロー創出は1000億円程度と前倒しを狙い、有利子負債の圧縮も進めて、DEレシオの1・5倍程度への改善を見込む。円高修正などで経営環境は総じて好転しており、最終15年度の経常利益目標800―1000億円の確実な達成に向けて、収益力強化など中計施策を加速する。







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